パソコンの動作が止まってしまう!
安城市にお住まいのお客様より、東芝のノートパソコン『dybabook T553』の持ち込みがありました。
症状をうかがうと、「パソコンを使用していると次第に動作が遅くなり、そのうち動作が止まってしまう。マウスカーソルは動くがクリックしても反応しない」とのこと。
症状を確認すべく電源を入れると、はじめのうちはスムーズに動作しているものの、次第に動作が遅くなり、マウス・キーボードでの操作ができなくなってしまいました。
この症状は、HDDが不調のときによく見られる症状なので、まずはHDDに異常がないか診断しました。
しかし、HDDのS.M.A.R.T.情報を確認してみても、異常がない事になっています。
※S.M.A.R.T.についてはこちら(外部リンク・Wikipedia)

ところが、管理メニューからWindowsのシステムログを確認すると、「dislk」関連のエラー・警告が頻発(6,000件以上!)していました。
お客様に確認すると、このエラーが発生しだした時期とパソコンの動作が遅くなり、操作できなくなってしまう症状が出だした時期が一致しているとのこと。
原因はHDDの不調・故障であると判断しました。

不調のHDDを新品のSSDへ交換
HDDを正常なものと交換することになりましたが、どうせなら動作をより快適にしたいとのことだったので、新品のSSDへ換装することにしました。
元のHDDは1TBのものでしたが、使用領域はそれほど多くなかったため、500GBのSSDへの換装を提案させていただきました。
(dynabook T553は、裏蓋を完全に外さないとHDDへのアクセスができません)
裏蓋を外すとHDDが見えるので、これを新品のSSDへ交換しました。
ファンやヒートシンクの周りに埃が溜まっていたので、エアダスターで吹き飛ばしました。

蓋を外したときと逆の手順で元に戻し、外したHDDの内容をSSDへ複製し、作業は完了です。
Windowsが無事起動し、しばらくしても動作が遅くなることはありませんでした。
念のため、アプリを複数起動し、ブラウジングを行ったり負荷テストをかけたりしましたが、動作に問題はありませんでした。
「disk」に関するエラーや警告も、交換後は発生していません。
お客様には、「不調が直っただけでなく、故障前よりも動作が快適になった」とお喜びいただけました。
パソコンの故障でお困りでしたらPCワールドへ
このような症状でお悩みの方は、パソコンをPCワールドまでお持ち込みください。
愛知県西三河地区(主に刈谷市、安城市、知立市、高浜市、碧南市、豊田市)の法人・企業様のパソコンの動作が遅くなった・動作が止まってしまうといったパソコンに関するご相談を随時受け付けております。
※初期診断料(1,500円/15分)がかかります。