Windows10のシステム構成ユーティリティを使用して、バックグラウンドで動作するサービスやプロセスを無効にすることができます。
バックグラウンドで動作するプロセスを減らすことによって、システムへの負荷が軽減されるため、アプリケーションのフリーズやエラーなどの問題が改善される可能性があります。
注意!
ご利用の環境によっては、無効にすることでコンピューターの動作に悪影響を及ぼすサービスもあります。 企業でご利用の方はIT管理担当者の方、個人でご利用の方はパソコンの製造・販売元へあらかじめご確認の上でお試し下さい。 |
①タスクバーの検索ボックスに「msconfig」と入力し、検索結果に表示される「システム構成」(「System Configuration」と表示される場合もあります)をクリックする。

※[Windows]+[R]で「ファイル名を指定して実行」を呼び出して「msconfig」と入力する方法もあります。

②「システム構成ユーティリティ」のウィンドウが表示される。

③「サービス」タブを開き、停止したいサービスのチェックボックスをオフにし、「適用」をクリックする。

④「スタートアップ」タブを開き、「タスクマネージャーを開く」をクリックする。

⑤スタートアッププログラム(Windows起動時に読み込まれるプログラム)の一覧が表示されるので、停止したいプログラムを右クリックし、「無効化」を選択する。無効化を終えたらタスクマネージャーを閉じる。

⑥「システム構成ユーティリティ」に戻り、「OK」をクリックする。再起動するかどうかを尋ねられるので「再起動」をクリックする。

注意!
再起動後に「システム構成を使ってWindowsの開始方法を変更しました。」というメッセージが表示された場合は「OK」をクリックし、再起動後に「システム構成ユーティリティ」が表示された場合は「キャンセル」をクリックする。 |
以上で操作は完了となります。Windows起動時に読み込んでほしくないサービスやアプリケーションなどが停止されていることを確認して下さい。
通常の設定に戻す場合は、以下の操作を行います。
①タスクバーの検索ボックスに「msconfig」と入力し、検索結果に表示される「システム構成」(「System Configuration」と表示される場合もあります)をクリックする。

②「システム構成ユーティリティ」のウィンドウが表示されるので、「通常スタートアップ」を選択する。

③「サービス」タブを開き、「すべて有効」をクリックする。すべてのチェックボックスがオンになっていることを確認し、「適用」をクリックする。

④「スタートアップ」タブを開き、「タスクマネージャーを開く」をクリックする。

⑤スタートアッププログラム(Windows起動時に読み込まれるプログラム)の一覧が表示されるので、「無効」になっているプログラムを右クリックし、「有効化」を選択する。有効化を終えたらタスクマネージャーを閉じる。

⑥「システム構成ユーティリティ」に戻り、「OK」をクリックする。再起動するかどうかを尋ねられた場合は「再起動」をクリックする。
