
今年2度めのWindows10大型アップデート
2020年10月21日(日本時間)、マイクロソフトよりWindows10 の最新版「Windows10 October 2020 Update(バージョン20H2) 」(以下、バージョン20H2)がリリースされました。
Windows10は年に2回のペースで大型アップデートを発表しており、今回のバージョン20H2は、今年2度めの大型アップデートとなります。
今回の大型アップデートで追加された機能の詳細については、マイクロソフトの公式ドキュメントをご参照ください。
お使いのPCにWindows10 20H2を適用するには
一部の環境では、「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」の中に、アップデートメニューが表示されているようです。
「該当するメニューが表示されていないけれど、いち早く最新のWindows10を使いたい!」という場合は、こちらから手動でのアップデートも可能です。
Windows10の手動でのアップデート方法については、こちら※の記事を参考にしてください。
※「バージョン1909」に関する記事ですが、今回の「バージョン20H2」へのアップデートも同様の手順で行えます。

アップデートが完了するまでには、数回の再起動が必要になりますので、作業途中のお仕事を片付けてから行ってください。
実際にバージョン1909からバージョン20H2へのアップデートを行ったところ、4回ほど再起動がかかりました。

「スタート」→「設定」→「システム」→「バージョン情報」で表示されるバージョンが「20H2」となっていれば成功です。
バージョン20H2に不具合・不満があった場合は以前のバージョンに戻せる

もしWindows10 バージョン20H2をインストールしたあとに不具合などがあって以前のバージョンに戻したい場合は、アップデートの適用後10日以内であれば、以前のバージョンに戻せます。
「設定」→「更新とセキュリティ」→「回復」の中に「前のバージョンのWindows10に戻す」のメニューがありますので、そこから画面の指示に従って作業を進めてください。
詳しい手順についてはこちらの記事を参考にしてください。
まとめ
今回は、Windows10 バージョン20H2のリリースのお知らせをいたしました。
Windows10はバージョンごとに細かくサポート期間が定められており、 バージョン1803以前はすでにサポート期間が終了しており、バージョン1809が11月、バージョン1903が12月と相次いでサポート終了します。
→参考:マイクロソフト 製品およびサービスのライフサイクル情報
サポート期間が終了したOSを使用するのは、セキュリティーの観点から言うとおすすめできません。
どうしても古いバージョンを使い続けたいという場合は、オフライン環境で使用するなどの対策を行ってください。