テレワークの重要性
国をあげての「働き方改革」の推進や働き方の多様化、地震や豪雨などの自然災害などによって、テレワーク(在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務)の導入はますます重要になっています。
しかし、日本の企業におけるテレワークの導入率は決して高いとは言えません。
テレワークの実施には、多くの課題があるのが現状です。
テレワーク実施の課題とは
課題01
セキュリティに問題がある
テレワークをするということは、社外から社内のデータにアクセスさせるということ。現在の環境では、社外の未承認デバイスから社内データにアクセスさせるのは難しい。また、社外に社内のデータを持ち出されるのも、情報漏えいに繋がりそうで抵抗がある。
課題02
データが共有しづらい
相手が常に不在だと、データを全部メールでやり取りしなければならなくなるなど、データの共有がしづらくなりそう。また、社内にあるパソコンと社外で操作する端末の間でもデータを共有できないので、個人のメールアドレス宛に社内データを送ったり、個人所有のクラウドストレージにデータを移したりといったシャドーITにも発展しかねない。
課題03
コミュニケーション不足に陥るのが懸念
常に社外で働いていると、従業員同士が顔を合わせなくなるので、ミーティングはもちろん、何気ない雑談等の対面コミュニケーションの機会も減り、コミュニケーション不足が逆に業務に悪影響を及ぼさないかふあんである。また、上司からしても、相手の顔が見えないと、きちんと仕事をしているのかわからない。
課題04
会社で開催する会議に参加できない
社内で働いている従業員同士は自由に会議を行えるが、社外で働いている従業員は会議に参加するためにわざわざ出社しなければならない。それならばいっそ社内で働いたほうが働きやすい。
Microsoft365なら、テレワーク実施のための環境を整えられます
こうしたテレワーク実施の課題を、『Microsoft365』が解決します。

解決策01
Windows10とEMSの強固なセキュリティ機能で、セキュリティの不安を解消
マルウェア感染対策機能(Device Guard)、資格情報の保護(Credential Guard)、ユーザーの行動や業務の可視化と業務改善のアドバイス機能(My Analytics)、行動分析に基づく脅威の検知(Microsoft Advanced Threat Analtics)、ユーザーの認証管理/不正アクセスの保護/多要素認証(Azure AD Premium)、ファイルやメールの閲覧を保護する情報漏えい保護機能(Azure AD Information Protection)…など、高度で多様なセキュリティ機能が備わっています。
これらの機能を活用すれば、社外での活動に対するセキュリティの不安は解消できるでしょう。
※Microsoft 365 Business Premium
解決策02
SharePoint Online/OneDrive for Businessがデータ共有を容易に
SharePoint OnlineやOneDrive for Businssを利用すれば、社内外のメンバーへの情報共有も簡単に行なえます。特に、チームやプロジェクトで共有するファイルは、SharePoint Online(またはTeams)に保存しておけば、都度ファイルをやり取りしなくても、常に最新版のデータが保存されているので、メンバーはいつでもそこにアクセスして作業ができます。
また、SharePoint OnlineやOneDrive for Businessには、そのクラウド上にあるデータとパソコン上のローカルフォルダーにあるデータを同期する機能があります。わざわざファイル保存のためにクラウドへアクセスしなくても、同期されているローカルフォルダー内に資料を入れておけば、自動的にクラウド上のデータと同期し、保存してくれます。急きょ日頃使っているパソコン以外のデバイスから業務をしなければならなくなった場合でも、SharePoint Online・OneDrive for Businessにwebからアクセスすれば、仕事の続きにすぐに取り掛かることができます。
※Microsoft 365 Apps for BusinessはOneDrive for Businessのみ


解決策03、04
Microsoft Teamsで、コミュニケーションを加速する
Teamsには簡易的な在籍確認機能があるため、今離席しているかどうか、連絡が取れるかどうかがひと目でわかります。社内にいないからといって仕事をしているかどうか不安だという管理職にとっても安心の機能です。また、テレワークでは”ちょっと聞きたいこと・話したいこと”をわざわざ相手の席まで尋ねに行くことはできませんが、Teamsにはビジネスチャット機能があるので、ちょっと話に行く感覚で気軽にコミュニケーションが取れます。
チャットやメールといった文字ベースのやり取りよりも直接顔を突き合わせて話したほうが早いというシーンでは、音声通話やビデオ通話も行えます。
オンラインミーティングの会議設定も、Microsoft 365のAIが相手の空きスケジュールを提案してくれるので、簡単にスケジュール調整ができる他、オンラインなのでミーティングの録画も可能です。参加できなかったメンバーもあとからミーティング内容を確認できるので、「参加しなかったからわからない」という状況を打破します。
※Microsoft 365 Apps for Businessには含まれません
Microsoft365について
Microsoft365は、最新のOffice、パワフルなクラウドサービス、高度なセキュリティを組み合わせた、最新の生産性向上クラウドサービスです。
Microsoft365は、IT管理を簡素化しつつセキュリティレベルを向上し、従業員の働き方の多様化に柔軟に対応できる環境を提供します。
また、従業員はOSやOffice、グループウェア機能などの最新テクノロジーを活用し、より生産性の高い仕事ができます。
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