なんと1年で90万円!節約になる「マルチモニター」

「1台のパソコンに複数のモニターを接続し、使用すること」です。
マルチモニター化すると「見ながら入力」「見ながら設計」「見ながらデザイン」が実現され、前述の通り最大42%もの作業効率化が見込めます。
42%アップということは、およそ1.5倍も作業効率が良くなった、ということでもあります。
これはつまり、あなたが1日8時間働いていたとすると、約5.6時間ほどで仕事が終わることになります。
もっと分かりやすくしたのが下の図になります。
御覧の通り、時間だけでなく費用対効果も高いことが分かります。
マルチモニターにすべきか?メリットとデメリットの考察。
マルチモニターのメリットは以下3つになります。
メリット①:作業の効率が良くなる。
メリット②:印刷物の削減ができる
メリット③:時間短縮
1つずつ解説していきます。
メリット①:作業の効率が上がる
マルチモニターを導入するメリットは何と言っても作業効率化です。
小さな画面が1つだと作業をするソフトやブラウザを開くと画面がいっぱいになります。
例えば。
・文例を見ながら入力する
・請求書等の会計資料を見ながら会計ソフトに入力する
・グループウェアを見ながらメールを打つ
・参考WEBサイトを見ながらプレゼン資料を作る
一般事務や経理の仕事だと、こういった場面が一日に何度も発生します。
事務作業こそ、特に作業効率が図れると思っています。
メリット②:印刷物の削減ができる
見本の文書を見ながら文字を打ち込んだり、資料を作る場合は紙に出力してから横に置いて作業をすることが多いのではないでしょうか。
マルチモニターであれば、作業するウィンドウと別にモニターがある為、資料を見ながら作業を行うことが容易にできます。
紙や印刷代の節約だけでも相当なものになります。
メリット③:時間短縮
最後のメリットは時間の短縮です。
1つの画面であっても左右の側面にドラッグすることで、左右半分ずつウィンドウ表示することは可能です。
しかし、1/2で分割すると左右が切れたり文字が小さくなったりと使いづらいこと必至です。
実際に画面を切り替えたり、左右に表示して大きさ調整を行うにも数秒かかってしまいます。
たった6秒の画面切り替えでも、1日に100回やれば10分。
紙で出力すれば1回30秒はかかるので、膨大な時間の短縮になります。
続いてマルチモニターのデメリットは2つあります。
デメリット①:モニターを購入する必要がある。
デメリット②:場所を取ってしまう。
こちらも一つずつ解説していきます。
デメリット①:モニターを購入する必要がある。
マルチモニターは2つ以上のモニターを必要とするので、モニターを複数用意する必要があります。
モニターが余っている方やお金に余裕がある方は、一度マルチモニターにしてみるのもいいと思います。
実際にマルチモニターを使ってみるとこのような様子になります。
此方は3画面になりますが、マウス1つで快適に作業をしているのが分かります。
デメリット②:場所を取ってしまう。
マルチモニターは複数のモニターを置くので、デスクの上が狭くなってしまうかもしれません。
そこでオススメなのが、モニターアームという主にPCモニターを机や壁に取り付けて、自由な角度や向きで動かせるようにするアイテムです。
弊社でもモニターアームを取り扱っているので覗いて見てください。
このモニターアームを使うことによって、通常ならごちゃごちゃしてしまう机の上を
このように見た目がスッキリとしていて、マウス1つで左右のモニターを動かすことができるのでとっても作業効率が上がります。
マルチモニターを使った作業効率化の例
【事例1:設計者がお手本を見ながらCADを書く場合】
機械の設計者が、モニター①で参考図面や組図を見ながら、モニター②で図面を描く。
【事例2:営業担当者がパワーポイントで資料を作る】
営業担当者が、モニター①で完成事例の資料を参考にしながら、モニター②でパワーポイントで営業資料を作る。
【事例3:離れている方との会議でも】
2台のモニターで離れている相手の顔を見ながら一度で話せれるので、回数分けずに要領よく会議をすることができます。
マルチモニター解説動画
出典・備考
*引用元:Jon Peddie Research: Multiple Displays can Increase Productivity by 42%
意訳:グラフィックやマルチメディアの調査会社である Jon Peddie Research (JPR) は、JPRの最新のマルチモニターに関する報告によると、情報産業従事者やデザイナー、エンジニアは、マルチモニターの採用により、生産性を最大42%増加させられることを公開した。
※大画面・高解像度モニターを使う場合は、マルチモニター化すると視線の動きが増えてしまい、かえって効率が下がるというデータもあります。ご利用環境によりマルチモニター化か大画面高解像度化かをご選択ください。
具体的な接続と設置方法について。
次の章では、具体的な接続方法や設置場所について解説します
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