「見ながら入力」で仕事効率が上がる「マルチモニター」

従来の一画面では表示領域が狭く、ウインドウが重なってしまうため「資料を見ながらパソコンにデータを入力する」ためには「ウインドウを開いたり閉じたり……」を繰り返す必要があります。これが、かなり効率が悪い。
「見ながら入力」するために、資料をわざわざ印刷して「見ながら入力」される方も多くいらっしゃいますが、これでは紙とインクと時間のムダです。
これを解決し、作業効率をなんと最大42%も向上*させるのが「マルチモニター」です。
マルチモニターとは
読んで字のごとくですが、「1台のパソコンに複数のモニターを接続し、使用すること」です。
マルチモニター化すると「見ながら入力」「見ながら設計」「見ながらデザイン」が実現され、前述の通り最大42%もの作業効率化が見込めます。
マルチモニターを使った作業効率化の例
【事例1:機械の設計者】
機械の設計者が、モニター①で参考図面や組図を見ながら、モニター②で図面を描く。
【事例2:営業担当者】
営業担当者が、モニター①で導入事例の資料を見ながら、モニター②でパワーポイントで営業資料を作る。
【事例3:営業事務】
受注担当の事務員が、モニター①で顧客からの発注書を見ながら、モニター②で受注データを入力する。
【事例4:議事録担当者】
会議の議事録担当者が、モニター①で議事次第とメモを見ながら、モニター②で議事録を作成する。
【事例5:デザイナー】
デザイナーが、モニター①でイラストレータを開きデザインしながら、モニター②で組み込み用の写真をレタッチする。
マルチモニター解説動画
出典・備考
*引用元:Jon Peddie Research: Multiple Displays can Increase Productivity by 42%
意訳:グラフィックやマルチメディアの調査会社である Jon Peddie Research (JPR) は、JPRの最新のマルチモニターに関する報告によると、情報産業従事者やデザイナー、エンジニアは、マルチモニターの採用により、生産性を最大42%増加させられることを公開した。
※大画面・高解像度モニターを使う場合は、マルチモニター化すると視線の動きが増えてしまい、かえって効率が下がるというデータもあります。ご利用環境によりマルチモニター化か大画面高解像度化かをご選択ください。